うどん ~小麦粉の香りを存分に楽しむ~

うどん ~小麦粉の香りを存分に楽しむ~


発祥・種類

だしの味を楽しむかけうどん、焼きうどんに冷たいうどんなど、うどんのレシピは多種多様です。

うどんは、小麦粉に塩を加え、水を合わせてよくこね、それを薄く伸ばして作ります。お米の代用食として、また、お祝いの膳にも上る食べ物として、日本全国で食されてきました。作り方や合わせる具材など、気候やその土地の食文化によって変化し、継承されています。

もともと、麺の発祥は中国といわれており、そこからシルクロード経由で西へと伝わって生まれたのがパスタです。日本には、奈良時代に遣唐使がうどんの原形を持ち込み、そこから作られるようなったといわれます。また、弘法大師・空海が中国から帰国した際、作り方を香川県に伝えたという説もあります。

良質な小麦粉が採れる、水の美味しい土地では、うどんを食べる文化や独自のうどん作りが継承されてきました。

地域特有のうどんとして全国的に知られているのが、コシの強さが特徴の「讃岐うどん」や、江戸時代にはお殿様への献上品だった「稲庭うどん」。さらに、喉ごしとコシの強さで知られる富山県の「氷見うどん」、ざるで食べるのが美味しい群馬県の「水沢うどん」、椿油を塗りながら生地を伸ばす長崎県の「五島うどん」などが有名です。

うどんは、小麦粉・水・塩から作られるシンプルな食品でありながら、こね方や伸ばし方で風味や食感が大きく変わるのが特徴です。うどんの製法には、機械・手延べ・手打ちがあり、麺の状態には、生麺・半生麺・乾麺などがあります。


買うときのポイント・選び方

生麺、乾麺、いずれも製造日が新しいものを選びます。茹で麺は、麺の色が白く、艶があって、弾力を感じるものがよいでしょう。茹で麺を使うときは、一度さっと湯通しすると、汁が濁ることなく、食感もよくなります。乾麺は、太さが均一のものを選びます。


保存方法・調理アドバイス

乾麺は、カビや虫を防ぐため、密封できる容器に入れて冷暗所で保存しましょう。冷蔵庫に入れる場合は、包装の上からラップで包み、ジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫の臭いが移るのを防ぎます。

生麺や茹で麵の保存は、冷蔵庫に入れるのが安心です。一度開封したものは、賞味期限内でも早めに食べるようにします。


注目すべき栄養

タンパク質 脂質 炭水化物 カルシウム ビタミンB1


「おかめうどん」の名前の由来は?

青菜や伊達巻き、椎茸などの具材が乗った「おかめうどん」。このうどんは、江戸の下谷七幹町(現在の台東区池之端辺り)にあったそば店「太田庵」が、幕末頃に売り出したそうです。

具でおたふくの顔を仕立てたことから「おかめうどん」の名が付きました。おたふくの髪を湯葉で表し、鼻は松茸の薄切り、かまぼこを2枚合わせて頬、口は椎茸を使って表現したとか。ちょっとした遊び心が楽しいうどんですね。


この食材を使ったレシピ


※このページに掲載している情報は、2018年7月11日時点のものです。
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参考資料

『日本めん食文化の1300年』奥村彪生著(農文協)2009年、『麺の文化史』石毛直道著(講談社学術文庫)2006年、食材健康大事典―502品目1590種まいにちを楽しむ(時事通信社)、最新決定版 食材事典: 栄養がわかる 体によく効く(学研実用BEST)

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