ビール ~大麦とホップが作る奇跡のコラボ~

ビール ~大麦とホップが作る奇跡のコラボ~


発祥・歴史

ビールの美味しさは、喉ごし、爽快感、そしてホップの香りにあります。

ビールの歴史は古く、紀元前4000年頃のメソポタミアでは、麦の粥に自然に酵母が入って発酵した、ビールの原形となる飲料が飲まれていました。

中世ヨーロッパでは、パンはキリストの肉であり、ビールは液体のパンとも考えられていたとか。そのためビールは、キリスト教の修道士たちによって、盛んに生産されるようになります。修道士たちは醸造技術を向上させ、品質の高いビールを作るようになりました。

日本にビールが入ってきたのは、江戸時代になってから。オランダからもたらされ、蘭学者の間で飲まれるようになったといいます。庶民にとっては、明治時代になってからもなじみの薄いものでした。

ビールの基本的な材料は、麦芽・ホップ・水・酵母で、ビールの種類によっては、副原料を使う場合もあります。麦芽とは、麦を水に浸して発芽させたものです。


種類

集まり、層が作られます。この方法で作られるエールビールは、フルーティーな香りが特徴です。

下面発酵は、低温(6~15度)で発酵が行われ、発酵が進むと下の方に酵母が沈みます。19世紀以降、世界的に主流になっているのは、この下面発酵で作られたビール。ラガービールと呼ばれており、爽快な飲み口とすっきりとした味わいが特徴です。

自然界にある、培養されていない酵母で発酵させたのが、自然発酵のビールです。ベルギーの「ランビック」など、一部のブリュワリーで製造されたビールが知られています。自然酵母で作られたビールは、使われている酵母によって味わいや香りに違いがあり、ビールの奥深さを感じさせてくれます。

流通する多くのビールはラガービールですが、これは雑菌が繁殖しにくく、管理がしやすいため。近年はクラフトビールの人気が高まり、さまざまな種類のエールビールも手に入りやすくなっています。

ごくごく飲みたいときはラガービール、濃厚な味わいと芳醇な香りを楽しみたいときはエールビールと、美味しさの違いを意識して選んでみてください。


買うときのポイント・選び方

ビールも鮮度が命。できるだけ製造年月日が新しいものを選びます。製造から1カ月以内のものがベストです。

お好みのビールを見つける際は、次の2つのポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

まずはビールの色。色が濃いほど、味わいはリッチになり、苦みは強くなる傾向にあります。逆に色が薄いほど、すっきりと透明感のある飲み口です。2つ目は、ビールが作られた場所。暑い国のビールは炭酸が強く、アルコール濃度は低めです。一方、寒い国のビールは濃厚で、アルコール濃度も高めのものが多い傾向にあります。


保存方法・美味しく飲むために

ビールの保存は、冷暗所がおすすめです。あまり長時間冷蔵庫に入れたままにすると、ビールの風味が損なわれます。ビールの種類にもよりますが、冷蔵庫に5~6時間ほど入れ、6~8度くらいに冷やすのがよいとされます。

ビールをより美味しく飲むために、グラスは油分を残さないよう、しっかりと洗いましょう。上部が細いグラスのほうが、泡が消えにくいようです。最初はグラスの底にビールを当てるように注ぎ、泡を作りましょう。その後、グラスを傾けて静かに注ぐと、ビールと泡のバランスがよくなります。


注目すべき栄養

ビタミンB類 ミネラル


ビールの副産物は、資源としてリサイクルされていた

ビールを作る過程で、モルトフィールドと呼ばれる麦の皮が大量に残ります。このモルトフィードは、乳牛やその他の家畜の飼料として活用されるそうです。また、一部は加工されて段ボールなどの材料になります。

発酵過程で余った酵母は、精製した後に食品や薬品の原料として使われます。ビールの製造過程で生じる副産物や廃棄物は、ほぼ100%、再資源化することができるのです。


この食材を使ったレシピ


※このページに掲載している情報は、2018年7月4日時点のものです。
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参考資料

ビール酒造組合
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